前づけとは

前づけは、枠番より内側のコースを取りに行く動きのことです。 競艇では枠番と進入コースが別のものなので、 実際に何回起きているのかを5年分の実測で出しました。

これは何か

スタート前、6艇は決められた枠番から水面に出ますが、 どのコースに入るかはその場で決まります。 このとき自分の枠番より内側に入ったことを、一般に前づけと呼びます。

内側に入る艇があれば、外へ押し出される艇も出ます。 ここでは「枠番より内側に入ったかどうか」だけを数えています。 本人がそうしようとしたのかどうかは、データからは分かりません。

5年分の実測ではどうなっているか

2〜6枠の 1,381,367走のうち、79,526走が 枠番より内側のコースに入っています。割合にすると 5.76% です。

反対に、外へ押し出された側は 87,317走でした。 79,526走と数が合わないのは、1回の前づけで複数の艇が外へずれることがあるためです。

枠番ごとの前づけ率

枠番出走前づけ割合
2枠276,268走1,976件0.72%
3枠276,304走6,101件2.21%
4枠276,299走9,466件3.43%
5枠276,230走20,180件7.31%
6枠276,266走41,803件15.13%

外の枠ほど高くなります。1枠はそれ以上内側に行けないので、分母に入れていません。

選手によって、桁が違います

同じ5年で、1,848人ぶんの前づけ率を出しました。 もっとも低い人が 0.00%、もっとも高い人が 79.56%、 中央は 3.68% です。

前づけ率人数
0%27人
0〜1%38人
1〜5%1,184人
5〜10%397人
10〜20%89人
20〜40%42人
40%以上20人

人数の内訳は母数50走以上の 1,797人のみで数えています (50走未満は率が安定しないため)。

前づけ率が高い選手(母数つき)

選手出走前づけ信頼度
江口晃生768走611件79.56%
濱田隆浩107走84件78.50%
今村暢孝813走630件77.49%
西島義則1,000走771件77.10%
鈴木幸夫233走179件76.82%

率だけを見比べないでください。 たとえば 濱田隆浩 の 78.50% は 107走、江口晃生 の 79.56% は 768走から出ています。同じ率でも、支えている走数が違います。

集計: race_entries / player_approach_stats(2021-08-24〜2026-08-23) / 2〜6枠で、進入コースが枠番より内側だった割合。1枠はそれ以上内側に行けないため分母に含まない。 母数 1,381,367走(選手別は 1,848人)・2026-08-24時点

どう読むか

全体では20回に1回ほどですが、選手ごとに見ると話が変わります。 ほとんどの選手は数%ですが、 半分以上のレースで内側に入る選手が何人もいます

出走表を見るときは、その6人の中に高い人がいるかどうかで、 枠なりで進入するかどうかの見当が変わります。 ただし、その日そうなるとは限りません。 ここに出しているのは5年分をならした割合です。

選手ごとの前づけ率は、選手一覧から各選手のページで見られます。 レースページでは「進入について」のブロックに、その6艇ぶんが枠番順で並びます。

分かっていないこと

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このページは、どの艇を買うべきかは示しません。