差しとは
差しは、前を走る艇の内側を通って1着になる形です。 6種類ある決まり手のひとつで、 2コースの主力です。
これは何か
第1ターンマークで、先に回った艇の内側があいたときに、そこへ入って前に出る形です。 外から抜くのではなく、内から抜きます。
内側に艇がいないと差せません。 だから1コースの艇に「差し」は付きません (内側に誰もいないため)。
5年分の実測ではどうなっているか
5年の1着 276,929件のうち、差しは 35,372件(12.77%)でした。
どのコースの差しか
| コース | 差し | 差し全体に 占める割合 | そのコースの 1着に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 2コース | 24,037件 | 67.95% | 38,160件中 62.99% |
| 3コース | 4,085件 | 11.55% | 35,063件中 11.65% |
| 4コース | 5,522件 | 15.61% | 29,445件中 18.75% |
| 5コース | 1,063件 | 3.01% | 16,638件中 6.39% |
| 6コース | 665件 | 1.88% | 5,163件中 12.88% |
差しの 67.95% が2コースから出ています。 2コースが勝ったときで見ても、62.99%が差しでした。 差しは2コースの決まり手だと言ってよい形です。
差しで勝ったとき、2着はどこか
| 差した艇 | 件数 | 2着で最も多い | 2着が1コース |
|---|---|---|---|
| 2コースの差し | 24,037件 | 1コース (62.0%・14,894件) | 62.0% |
| 3コースの差し | 4,085件 | 2コース (34.7%・1,417件) | 23.0% |
| 4コースの差し | 5,522件 | 1コース (36.4%・2,009件) | 36.4% |
2コースが差したとき、2着は1コースが 62.0%です。 内から抜いた相手が、そのまま後ろに残るという形が数字に出ています。
集計: race_entries(2021-08-26〜2026-08-25) / 公式の決まり手が「差し」だった1着。2着の分布は そのコース×差しの中での割合。 母数 差し 35,372件・2026-08-26時点。
どう読むか
差しは「2コースの決まり手」と言ってよい形です。 差し全体の67.95%が2コースから出ています。 2コースが勝ったときの62.99%が差しでもあります。
2着の分布に、この形の性格が出ています。 2コースが差して勝ったとき、2着は1コースが62.0%です。 1コースの艇を内から抜いて、その艇がそのまま2着に残るという形が、 数字にそのまま出ています。
ただしこれは「そう数えられた走があった」という事実です。 次のレースがそうなるとは書いていません。 このページは、どの艇を買うべきかは示しません。
分かっていないこと
- 決まり手は公式が付けたものを、そのまま数えています。 差しとまくり差しの境目のような微妙な走は、 公式の判断に従っています。当サイトは映像を見ていません。
- 6コースの差しは 665件しかありません。 割合は出していますが、この件数で他コースと順位を競わせるのは無理があります。 順位として読まないでください。
- 「なぜ内があくのか」は測っていません。 1コースの艇の回り方、スタートのタイミング、水面の状態など いくつも説明はつきますが、それを確かめてはいません。
- 選手ごとに差しが得意かどうかは、このページでは出していません。 選手ページの決まり手の帯で見られますが、 1着が4本以下のときは「参考値」と書いています。
関連するページ
- 決まり手とは — 6種類の一覧と、分母が2種類ある話
- まくりとは — 外から抜く形。まくり差しとの違いもこちら
- 逃げとは — 差しの相手になることが多い1コースの決まり手
- 抜き・恵まれとは — 2コースの残り 8.80% / 1.58%
- コースと枠番の違い — ここでいうコースは枠番ではなく進入コースです
- 数字の読み方 — 母数が薄いときに何をしているか
- 競艇の用語 — 他の用語
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